◆WHAT'S 国際理解教育?
自分との関わりにおいて地球の課題(人権・環境・開発・異文化理解・平和・
未来など)を包括的に理解し、知識だけではなく、共通の未来・公正な地球社会
作りに「参加する技術」「参加する態度」を養おうという総合的な教育活動が
国際理解教育です。
知識は大切ですが、それ自体が社会に対して責任ある行動を生み出すのでは
ありません。国際理解教育は、知識そのものよりも得た知識や体験から気付いた
ことを、どのように活かすことができるかを、共同作業で探ることに重点を置い
ています。
そのために、一方通行ではなく双方向の対話形式・参加型(ワークショップ)
という形で、お互いの知識や経験、気付きから学び合うことを重視します。
ワークショップは、対等な関係で集まった人々が共通のテーマで考えを深め合い、
気付きを行動へつなぐプロセスを提供します。
近年、学校教育においても、社会教育においても、参加体験型学習(研修)へ
の関心が高まっていますが、参加して学ぶことの良さは第一に。「楽しく学べる」
ということです。人は「楽しい」と感じる、信頼に満ちた自由な雰囲気の中で、
最も多くに気付き学べるのです。
参加型学習は「自ら考える」「協力して創り出す」ことを繰り返し体験する中
で、コミュニケーションの力、分析的な思考力、合意形成能力、課題解決への
意欲などが、少しずつ養われることをねらいとしています。
私たちは「参加のカタチが社会のカタチ。参加のカタチが未来のカタチ。」
だと考えます。
NIEDは「自ら学び、参加する力」を養うために、一方通行の知識伝達ではなく、
互いに学び合いながら「知恵」を育て合う「共育」の場と方法を提供したいと
考えています。
◆NIEDについて
お互いから学び合う力、参加する力、共働して創り出す力を育むための場と
方法を提供しつづけることにより、市民一人ひとりが個別に持つ能力と持ち味を
最大限に活かし、自分自身と自分たちの暮らす地域や地球に心を配り、参加と
対話を通して環境や人権など様々な課題を解決し、持続可能な未来を築くことを
目的とします。
人権、環境、平和、未来、共生、自己理解、コミュニケーション、まちづくり
等をテーマに、課題を理解し、持続可能な未来を作るために必要な力を養うため
の参加型プログラム作成、ファシリテーター派遣、国際理解教育基礎講座、ファシ
リテーター講座、環境・人権を視点にしたまちづくりのプログラムデザイン、
及びプロセスファシリテート、その他、目的達成に必要な調査・研究・情報提供
などが主な事業です。
◆NIED設立主旨と経緯
1 趣 旨 − 参加の文化を広め、持続可能な未来を築くために −
法 人名にある「国際理解教育」とは、自分との関わりにおいて環境や人権など
地球や地域の課題を包括的に理解し、公正な社会づくりに「参加する技術」、
「参加する態度」を養おうという総合的な教育活動です。教育といっても、知識伝達
ではなく、参加・対話・体験型(ワークショップ)で、参加者相互の知識や経験、
気付きから学び合うことを重視しています。近 年、学校教育、社会教育、様々な
テーマのまちづくりにおいても、参加・対話・体験型学習へのニーズが高まって
いますが、形式や手法論ではなく、私たちは次のことを大切にしていきたいと考え
ています。それは、『一人ひとりが個別に持つ能力と持ち味を最大限に活かし、
自分自身や自分たちの暮らす地域や地球に心を配り、共通の未来を築く力を身に
つけること。そして、「自ら学び、参加する力」を養うために、一方通行の知識
伝達ではなく、互いに学び合いながら「知恵」を育て合い「共育」の場と方法を
提供すること』です。参加して学ぶことの良さは第一に「楽しく学べる」という
ことです。人は「楽しい」と感じる、信頼に満ちた自由な雰囲気の中で、最も多く
に気付き学べると言われています。また、「自ら考える」、「協力して創り出す」
ことを繰り返し体験する中で、コミュニケーションの力、分析的な思考力、
合意形成能力、課題解決への意欲といったものが、少しずつ養われると考えて
います。こうした「参加の文化」ともいえるものを広め、持続可能な未来を築く
ための活動支援を継続的に実施していくために、特定非営利活動法人NIED ・
国際理解教育センターを設立することとしました。
2 申請に至るまでの経過
1992 年「国際理解教育あいち」として発足した民間自主組織が1997 年
発展的に解消し、設立代表者が中心となって新たに「NIED ・国際理解教育センター」
ができました。その後、行政、民間団体からの依頼により参加型研修および国際
理解教育のプログラム作成、ファシリテーター派遣、相談、資料情報提供などの
事業を行ってきました。依頼主は行政、県内外教育委員会、国際交流団体、生涯
学習センター、NPO 、学校、大学など、対象は行政職員、教員、ボランティア、
一般市民、児童、学生、親子など様々です。また、研修にとどまらず、参加と
対話による環境や人権などを視点とした持続可能なまちづくりを側面支援する
ようなニーズも増えつつあります。
こうした活動を発展させ、自らも学び続ける組織であるためには、継続的で
安定した運営体制を持つ組織が必要だと考え、2003年33月から設立に向けた
討論を重ね、5月24 日に設立総会を開催し、全会一致をもって認証申請を
行うことを決議しました。
2003 年5 月24 日
特定非営利活動法人 NIED ・国際理解教育センター
設立代表者 山 中 令 子